"My Pure Lady" Junko Sakurada
桜田淳子資料館

管理人室

 

5年間の総括

   このHPをスタートさせて満5年を迎えにあたって、この5年を総括した上で、新たなスタートをきりたいと考えています。
 
 この5年間の歴史は、ある意味、トラブルの歴史でもあり、RYOさんたち常連さんたちの受難の歴史でもありました。
 そこには掲示板の三人娘ならぬ、人間の心の中の三人娘「ねたみ、そねみ、ひがみ」(By Mottieさん)が存在していたのではないかと思っています。

1、常連さんたちと元・熱烈なファン間の対立?
 最初に起きたトラブルの背景には、RYOさんたち掲示板における常連さんたちと、昔から淳子さんを熱烈に応援してきたファンのかたがたとの間の主導権争いがあったと私は睨んでいます。
 RYOさんやKAZUたち掲示板の常連になった皆さんよりも、自分たちの方があの人たちより熱心なファンだったという思いの強かった人が多かったのではないでしょうか。
 そうした人たちから色々メールを頂きましたが、私はそうした昔の肩書きを聞いても感心するようなタイプの人間ではありませんでしたし、それよりも資料館草創期でデータが、特にレコード関係のデータが乏しかった時期に、レコード特にアルバム関係のデータを提供して頂いたRYOさんに対しては感謝の気持ちを特別持っていましたので、メールにもそうした気持ちを素直に書き連ねました。
 そうしたメールのやり取りから、私がRYOさんの味方をしたというふうに解釈したかどうかはわかりませんが、それからそうした人たちが姿を現さなくなったことは確かです。

2.ファン度の違うファン間の対立?
 その後起きたトラブルの背景には、掲示板におけるKAZUさんをはじめとする常連さんたちの淳子さんに関する詳細な話についていけない人たちの反発があったように思います。
 「あんなどうでもいいことにこだわらくてもいいじゃないの」とか、「どうしてあんなに大きな顔をして発言するの」というメールが沢山寄せられました。
 そうした反発する心を探ってみれば、オフ会に出席できないことに対する苛立ちや不満が募っていたのではないかと推察します。
 私のような無駄に長い文章とは違い、簡潔なKAZUさんの文章に対して、批判が集中し、ある意味KAZUさんが標的にされた部分があります。
 「それは管理人である私に配慮して、事務的な文章にして下さっているのだと思いますよ」とKAZUさんに対する発言を、かばったと受け取り、腹を立てられたのかどうかはわかりませんが、その人たちも掲示板から姿を消しました。

3.管理人と常連さんとの対立?
 そして今年の5月のトラブルの背景には、管理人と常連さんたちとの間の考え方の違い、路線の違いがありました。
 とにかく訪問者件数を増やさないことには力を持たないと考えた私は、淳子さんファンだけの資料館では先細りしていくだけだと判断し、それまでの鎖国政策をやめて、門戸開放路線をとることにしました。
 それは、「掲示板は淳子さんファンだけの交流の場であって欲しい」と願うKAZUさんたち常連さんの側からすれば、裏切り以外の何者でもなかったかもしれません。
 レベルが落ちることを危惧する先生たちの反対を押し切り、大学生だけでなく、高校生も、中学生も、小学生も集めよう、いや乳幼児から始めてこそ真の一貫教育ができるという信念の下にマンモス学園にしようとしたオーナーが私と言えば、理解してもらえる図式かなと思います。
 その結果、4年間で10万件だった訪問件数が、門戸解放後8ヶ月で20万人を超え、その5ヶ月後には30万人を超え、そうした勢いがうねりとなり、今回の淳子さんCDボックスの発売に若干つながったのではと言って下さる方がいて、少しだけほっとしている事は確かです。
 勿論、RYOさんの働きかけを忘れてはなりませんが。

 熱烈な淳子さんファンだけではなく、レコードやブロマイドを買わなかったかもしれないけれど、葉書やリクエストを出さなかったかもしれないけれど、テレビに出てきた淳子さんになんとなく好感を持っていたという人、他のアイドルのファンだったけれども、その次位に淳子さんのことは好きだったという人、とにかく興味を持って、関心を持って、このHPを訪問してくださった人にも、淳子さんの良さを伝え、時間がたって見えてきた真実を知って頂き、もっともっと好きになって頂くために、淳子さんファン以外に伝わらないカルトな話だけでなく、そうではない一般的な話題も必要だと考えやっていくことにしました。
 事実、各種インターネットの予約サイトを見てみた場合、淳子さんのCDボックスを予約した人たちが、他のアイドルたちのCDを買っていることもわかり、私のやってきたことは間違いでなかったと安心しました。

 熱烈なファンの人も、そうでない人も集える掲示板にするためには、どうしてもファン歴の浅い人を対象にした作りにするしかありませんので、「純粋な淳子さんファンの方はどうか我慢して下さい」ということを説明してきたつもりですが、私の力不足で十分伝わらなかったようです。
 その後、マスコミに対する考え方の違いも明らかになり、結果として、淳子さん命のファンの人たちが追いやられ、集まったという形になったのがRYOさんの掲示板ということだと分析しています。
 そこまで皆さんを追い込んでしまったことを大変申し訳なく思いますが、RYOさんの掲示板という受け皿があったことを不幸中の幸いと受け取り、図らずも現在の棲み分けが出来ている状態を一般の大学の上に大学院まで出来た状態と捉えて、喜んでいます。

 RYOさんは、自分たちが資料館の掲示板に出ることはまた雰囲気を壊すことを恐れていたと言われました。
 そのように思っている人がいたことも事実だと思います。
 メールで私のところに沢山批判が寄せられていましたが、掲示板ではそうした個人的な批判を禁じていたためか、全くそうした動くがなかったので、皆さん良識ある行動をとって下さっているものとばかり、ついこの間まで思い込んでいました。
 しかし、RYOさんやKAZUさん宛てにいやがらせのメールが送られていた事実があったようです。
 RYOさんたちから直接聞いたわけではありませんが、間接的に聞いたところによると、それが事実のようです。
 これも私の力不足であり、常連の皆様方には大変申し訳なく思っておりますし、この場を借りて、正式にお詫び申し上げます。

 しかし、ファン歴の違いや考え方の相違で敵味方となるのはおかしいことに、どうか皆さん気付いて下さい。
 みんな淳子さんのことを心配し、ここに集ってきた最初の気持ちを思い出してください。
 あのどこにも淳子さんのHPがなかった当時のことを思い出して下さい。
 あの時代に戻ってもいいとお考えなのでしょうか。

 どうか皆さん、違う考えの人が存在することを認めてください。
 同じ考えになる必要はなく、ただそういう考えの人がいるということを受け入れ下さるだけでいいのです。
 そして、弱い立場の人に対して、思いやりを持って接して頂きたいと思います。
 昔からの淳子さんファンの人は、自分が淳子さんファンの中のエリートであるという誇りを持って、遅れてファンになった人たちを馬鹿にすることなく、謙虚に接して戴きたいと思います。
 「実るほど頭を垂れる稲穂かな」という言葉がありますが、その言葉を思い出し、後から来た者たちは傷つきやすいということをどうか知っておいて頂きたいと思います。
 淳子さんのことを思い、他の淳子さんファンの方のことを思い、発言・行動できる人が、真の淳子さんファンなのではないでしょうか。
 自分というものを捨てて、ファンのために生きて下さった淳子さんを見習い、自分の気持ちよりも、淳子さんと淳子さんファンのために何をしたらいいのかを考え、行動して下さいますようお願いいたします。
 淳子さんファンの中で、派閥を造るような動きは決してとらないように、くれぐれもよろしくお願いします。
 
 こうした5年間を反省し、色々な人が集い、色々な考えの人が満足するようなHPにしていきたいと考えていますので、これからもよろしくお願いします。

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