"My Pure Lady" Junko Sakurada
桜田淳子資料館

管理人室

 

管理人の迷酊放談

〜よい酔い余韻の良い好い宵〜

No.0012 性的少数者への差別は人権問題です

 

 こんなことを書いていると、お前も同性愛者であろうと思われる人もいるかもしれませんが、幸か不幸か、私は女性大好き人間です(^^;)。

 私が同性愛者であれば、もっと早く、人の痛みのわかる、常識にとらわれない人間になれていたかもしれません。

 私は、プロレスを通じて、少数派の痛みを知るようになり、淳子さんを応援する活動を通じて、少数派の問題に本格的に取り組み始めましたが、ついこの間までは、完全に体制派ベッタリで、自民党大好き、革新大嫌いで、母親から「保守反動の輩」と評された人間でした。

 そうした問題意識の全くなかった人間でただいま修行中の身ですので、あのようなヘマをしでかしますし、まだまだ無理解や誤解の部分が多々あろうと思いますが、どうぞお許し戴きたいと思います。
 

 私も含め社会の大多数の人々は、セックスとジェンダーが同じであり、異性を愛す志向性を持っていますので、そうではない少数派の人々が存在することを考えようとはしません。
 それは、健常者が障害者の人権を、多数派民族が少数民族の自由を認めないのと同じ構図だと思います。
 日本人が、在日の中国、台湾、韓国、北朝鮮を母国とする人たちに対して行った仕打ち、同和問題やイジメの問題にも絡んでくる問題だと思います。

 従って、性的少数者の問題は、単に個人の問題ではなく、政治的・社会的な差別問題、人権問題としてとらえるべきではないかと書いていた作家の意見に賛成です。
 どうか、自分がその立場であったらという立場で、ものごとを想像し、考えて下さい。
 少数派を切り捨てることは、淳子さんを切り捨てることであり、自分自身を切り捨てることになるということをどうぞご理解戴きたいと思います。
 よろしくお願いします。

 最後に、これを書くに当たって参考にした本の著者、そして、ネットの管理者の皆さんに心から感謝申し上げます。
 本当にありがとうございました。(04.09/27)


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