02 ■大きな権力は凶器となる可能性を秘めていることを自覚せよ
●マスコミから、「報道の自由」「表現の自由」の名の下に、プライバシー侵害や名誉毀損など、その基本的人権が損なわれている側の人間が、自分の身を守るには、裁判しか手段がないのが現状で、訴訟を起こされたマスコミは、「報道の自由の侵害」や「言論弾圧」と言った言葉を使い、相手を批判しますが、もっと報道される側の心情に思いをはせた報道がなされるべきです。
●「報道の自由の侵害」や「言論弾圧」と言った表現は、権力を持った人々に対して、使うべき言葉で、強いマスコミが、弱い立場の個人に対して使うべきではありません。
●交通事故において、当事者双方の過失が同程度の場合、大型車>普通車>バイク>自転車>人間といった順に、より大きい方の責任が大きくなっていて、大型車を運転する人には、「自分は大きな凶器をもっているのと同じであり、慎重に運転するよう自覚を持つよう」、警察は促していますが、大きな権力を持つ政治家や官僚、マスメディアも、自分たちが、気付かないうちに加害者となっている可能性がある仕事をしているという自覚が必要です。
|