11 ■冤罪が起きるメカニズム
●冤罪事件の多くは、 @ずさんな見込み捜査から、 A怪しいと目星をつけた容疑者を別件逮捕し、 B代用監獄を悪用して取調べ、 C23日の拘留でも落ちない時は、更に別件での再逮捕を繰り返し、 D何十日、時には何百日にもわたる日夜を問わぬ執拗な取調べをし、 E公式発表ではなく、一捜査員のリークという形でマスコミを利用して、犯人であるという印象を与えるよう世論を操作し、 Fそれらの記事を見せて動揺を誘い、 G時には科学的(非科学的?)証拠を捏造し、 H虚偽の自白を強要し、 I絶望へと追い込まれた容疑者が自供し、 公判に耐えうるような証拠がないにも関わらず、自白偏重主義で起訴してしまうという一連のシステムから生まれたのであり、それらの手法を禁じることで、冤罪事件はかなり減る筈です。
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