14 ■マスコミもグレーゾーンの渦中にある
●法律を破ったと権力が判断しただけで、その人の全人格を否定するような報道をし、プライバシーの侵害や名誉毀損で訴えられたら訴えられたときのことだと割り切り、販売至上主義、視聴率至上主義の新聞社、雑誌社、テレビ局が、ホリエモンのモラル欠如を批判すること自体ナンセンスな話です。
●こうした法律違反と同義的問題との区別もつかないマスコミによる魔女狩り裁判が行われた結果、淳子さんの芸能人生命はあっけなく奪われたのであり、彼らを変えることが出来るのは、彼らにとっての客であり、読者であり、視聴者である我々しかありません。
●電話、手紙、メールなどのメディアを用いながら、時には叱り、時には褒めながら、彼らをチェックしていることを知らせいかなければ、彼らは変わろうとしないと思います。
●ここでお話したことが、マスコミや社会に浸透した時、失われた淳子さんの芸能人としての名誉も復活すると信じて、皆さんの出来ることをして戴けたらと思います。
●なお浅野健一氏の正しい意見を知りたい方は、新風舎文庫『新版・犯罪報道の犯罪』(890円)をお買い求めの上、ご覧下さいますようお願いします。【この項終わり】
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