"My Pure Lady" Junko Sakurada
桜田淳子資料館

管理人室

管理人の日本語(読み方)講座


1.言葉について

 我々は、自分の意志や考えを伝える手段として、言葉≠ニいうものを持っています。
 それは、口で語られる言葉≠ノ限らず、文字の場合もありますし、手話である場合もありますし、ジェスチャーや身振り手振り、顔の表情や様々なしぐさも、伝達手段という意味では、立派な言葉≠ニいえます。

 音楽や絵画、彫刻、版画、舞踊、演劇、映画、ドラマ、脚本、小説、詩なども、表現手段という意味においては、言葉≠フ範疇に入れてもいいのかも知れませんが、ここでは、あくまでも、個人と個人の関係における意思の伝達手段としての言葉≠ノ限定して、これから、お話したいと思っています。

 我々が、直接会って、顔を見て、会話している場合には、相手の表情や雰囲気なども含めて伝わりますので、それだけ情報量が多く、相手に言葉が正しく伝わる可能性が多いということは言えるかもしれません。

 しかし、文字だけの場合、そうした情報量が少ない分、相手とその言葉に関する定義や読解力、語彙の量、教養などに差があった場合に、自分には正しく伝わっていない可能性があることを、考慮する必要があります。

 この人間は、自分より教養があるかどうか、語彙が豊富かどうか、日本語の能力が上かどうか、どのような定義で語っているかなどを考慮した上で、総合的に言葉を判断し、理解するよう務めなければならないと思います。

 そうした考慮のないまま、一方的に、自分の理解が正しいと決め付ける姿勢は、読む側としては、おかしいと言わざるを得ません。
 言葉には、誤解がつきものと思って、読まれることをお勧めしたいと思います。

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