"My Pure Lady" Junko Sakurada |
sonoさんの『淳子ヒストリー』
sono. 9 sono30代 最終章
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連載9回目の『淳子ヒストリー』は、いよいよ、最終回です。 39歳のころ、姉ちゃん≠ェ他界して10年になるので、10年忌が行われる事になりました。 田舎の、のどかさと言いますか、どうせやるなら賑やかにということで、以前書きましたが、母(姉ちゃん≠フ姉)は、男女4人ずつの8人兄弟ですが、母を残し、女3人は、大阪、名古屋に住んでいて、各方面に連絡したところ、正月と盆は、なにやら忙しく、各家庭が確実に揃う、春の時期に決まりました。 そんな話を、友人Tが聞きつけまして、彼は、姉ちゃん≠ノ、20代のころ、2回ほど求婚し、撃沈≠オた経験があり、憧れの姉ちゃん≠フためならばと(かなりの御節介ですが(笑))、友人や同級生達に連絡をとり、なんと総勢150人を数える、『姉ちゃん≠フ10回忌』となりました。 ちょうど花見の時期で、公園でやろうという親戚の提案で、すでにこの時点で、ただの飲み会になっていました(笑)が、なにせ150人参加ですので、前の晩から、場所取り10人、料理班20人、会場、舞台設置10人で、なんとか『姉ちゃん10年忌花見(なんか変?)』が行われました。 なんでも飲み会≠ノかえてしまう、はぶれもん£Bの料理は、私が、精進料理と念を押したのにも関わらず、唐揚げ、焼き鳥などが、ずらりと並びました。 それでも、このほうが、姉ちゃん≠煌ぶかと思いまして、いよいよ始まりました。 ちなみに、焼酎50本以上、空きました。 でやはり、『姉ちゃん10年忌花見』の主人公は、姉ちゃん≠ニ、娘の○○子(当時14、5才)です。 幼くして、母親を亡くし、明るくしていても、やはり辛かったのですね、皆の姉ちゃん≠フ思い出話″U撃に、○○子は泣き出しましたが、この光景を前々から予想していた私といたしましては、それじゃということで、私直伝の振り完璧の『リップ・スティック』を、○○子にカラオケで歌わせました。 すると、やはり姉ちゃん≠フ娘、はっきり言って、美人ですし、姉ちゃん≠フ面影を残す○○子に、友人Tは、男泣きの始末。 150人のアンコールの嵐で、次に準備していたチアガール・30代ぎりぎりのリボン・ギャルズ≠フ出番は無くなり、彼女達は、やけ酒を飲んでいました(笑)。 3回目の『リップ・スティック』の間奏で、150人の、 「ファイト、淳子」 の連呼に、○○子も上機嫌となり、空の上の姉ちゃん≠熨蜉びです。 いつのまにか、私には、こんなにも、たくさんの、大切な人が、いたのですね。 桜の樹の下≠ナ、『リップ・スティック』を歌う姉ちゃん≠フ娘○○子。 私の目には、まさしく、淳子ちゃん≠ェ、存在していました。 39歳の楽しい思い出です。 やがて、40歳になり、今、41歳の私です。 『淳子ヒストリー』を、皆様に甘えて、思い出すまま、長々と、書き込みして参りました。 今回で、ひとまず、最終回とさせて頂きますが、この『淳子ヒストリー』には、完結はありません。 なぜなら、淳子さん≠ヘ、永遠であり、終わりはなく、したがって、完結≠烽りません。 今年5月に、桜田淳子≠ナ検索し、このHPを知り、皆様と知り合え、長年の夢だった『若い人』の再見も、ある方のご好意で実現しました。 本当に、感謝してます。 小6の少年は、淳子さんのポスターに初恋し、人生の岐路で、淳子さんに助けられ続けて、やっと40年。 これからも、淳子さんに感謝し、こだわり続け、力(りき)入れる、はぶれもん≠ナす。 淳子さんとこのHPは、私のマイ・ライフ≠ナす。 (未完、番外編に続く) |