"My Pure Lady" Junko Sakurada
桜田淳子資料館

管理人室

sonoさんの『淳子ヒストリー』


  sono.12  番外編V
〜史上最大の作戦&メ〜


   皆様、『白い少女』の録画の件で、アドバイス、御助言、ありがとうございます。
 ごめんなさい。ミスりました。

 『白い少女』放映の前日の8日の夜に、○○子の家に行き、
 (試しに、他の映画を録画してみるバイ)
と、電源をいれますと、画面に何も映らない。
 耳を済ますと、カタカタと音がしまして、何か変なので、ケーブルテレビの会社に連絡すると、同じ状況の問い合わせが数件きているとのことで、故障の原因を聞くと、なんとかかんとかで、私にはワケの分からない説明で、分かっているのは、9日の録画がダメになったということでした。

 楽しみにしていた○○子は、泣きだしそうな顔をしてました。

 相棒Tに連絡すると、
 「CS? 何それ?」
と全くあてにはならず、他にCSの契約をしてる人を捜しましたが、アウトでした。

 考えた末に、
 「○○子、お前の友達を、俺の家に集めてくれ」
ということで、夜の9時ぐらいから、我が家に、○○子と友人が集まり始めました。

 普通、こんな時間に、未成年を集めたら、犯罪です(笑)。
 何事かと、両親や家族も、目をパチクリしてました。
 私の部屋に、最近は○○子の部屋ですが(笑)、私、○○子と、その友人7人が揃ったのは、9時半過ぎでした。

 ○○子と女子校生を前に、私が、
 「御嬢たち、いいか、・・・というわけで、今から、携帯で、親戚、友人に電話して、『白い少女』を録画できる奴を捜してくれ。 捜したもんは、俺が、CDでも、服でも、なんでも買ってやる。 寿司なら、一週間、御馳走してやるバイ。 時間がない。 とにかく、心当たりは全部電話しろ。 名付けて、『白い少女』を録画できる奴を捜せ″戦だーっ。(そのまんま)」
 ということで、『史上最大の作戦』が開始されました。

 が、夜も11時前までみつからず、
 「もう帰れよ。 ごめんね。 ありがとう」
と御嬢達に言うと、今日は○○子の家に泊まることを家人に伝えてあると言うので、作戦続行≠ナす。
 そのうち、お腹、すいたー≠轤オいので、家族に、夜食を作ってもらいました。

 夜も12時を過ぎたころ、玄関に、おまわりさんが来まして、○○子の友人がまだ帰らないと、保護者から連絡があり、捜している、とのことで、私はびっくりしまして、早速、保護者の方(剣道場の先輩でした)に連絡し、事の次第とお詫びを伝えますと、
 「娘は、お前の家におるんか、なら心配ないな。 しかし、お前も(淳子さんに)熱心やの」 と事なきを得ました。

 おまわりさんにも、お詫びすると、
 「○○さんでしょう、父から聞いてます」
と言われ、話を聞くと、『〜草野球編〜』の乱闘事件でお世話になった(笑)、署長さんの息子さんでした。
 「いやー、奇遇ですね」
と今回もあやうく事件になりかけていたことも忘れ、私が、のんきな返事をしているころ、作戦≠ヘ停滞ムードで、吉報はまだでした。

 深夜も1時を過ぎると、御嬢たちも、電話疲れと部活疲れとが重なり、みんな、そのまま寝てしまいました。
 御嬢たちの寝顔をみてると、申し訳ないのと、○○子の友達はやさしい奴ばかりだと、実感しました。

 明け方5時ごろ、携帯が鳴り、
 「○美ちゃん、お前の携帯が鳴っとる。 起きてくれんか」
と手渡すと、誰かと話してる様子で、そのうち私のほうを見て、指で、OK≠フサインがでたときは、歓喜しました。
 放映まで、のこり1時間あまりでした。

 その騒ぎで、○○子と御嬢たちも起き始め、吉報を、喜んでくれました。
 ○美ちゃんの義理のお兄さんの友人の、そのまた友人の方が、録画後、郵送してくれるとのことで、神戸の人でした。
 週末には、観れそうです。
 いろんな人が、手配してくれたのですね。

 「学校に行く準備があるから、帰るね」
と帰宅する御嬢たちを、玄関から見送ったのが、明け方6時前で、別れ際に、
 「よかったね」
と女子校生から言われ、顔の全ての筋肉が緩み、鼻の下が20cmほど伸びた私でした。
 その様子をみてた、○○子が、
 「変態ライオン丸」
と笑ってました。
 皆さん、本当にありがとう。
 
 かくして、御嬢たち全員に、お好み焼きを御馳走する約束で、作戦≠ヘ大成功に終わりました。
 『淳子ヒストリー 番外編〜史上最大の作戦〜』でした。ジャンジャン。 
 

(つづく)




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