"My Pure Lady" Junko Sakurada
桜田淳子資料館 管理人室
sonoさんの『淳子ヒストリー』
sono.15 番外編Y 〜『マイ・ピュア・レディ』&メ〜
SONO - 03/10/02 00:58:33
コメントのタイトル: マイ・ピュア・レディ
皆様、こんばんは。
短文が続いたみたいなので(笑)、長文いきま〜す。
『淳子ヒストリー 15回目』です。
『白い少女』の録画の件で、○○子と友人の女子高生7人が大活躍した『淳子ヒストリー』は、前々回お伝えしましたが。
そのお礼として、御嬢たちにお好み焼きを御馳走することになり、日曜日、行き付けのお好み屋さんに集合ということで、私と○○子が出掛けようとすると、友人Tから、
「お前、○○子ちゃん達と『○秀(店の名前)』に行くんだって、俺も行こうかな」
と電話があり、
「今日はなんか、部活で中止になったバイ」
と返答しました。
女子校生8人に囲まれての食事なんて、めったにありませんので、長年の親友ですが、鬼になりました(笑)。
私は、友情よりも、女子校生を選ぶ人間です(笑)。
相棒Tよ、ごめんなさい。
でお好み屋さんに集合したのが、朝の9時過ぎで、ワイワイガヤガヤの御嬢達に囲まれ、私の鼻の下は、50cmほど伸びました。
その様子を見てた○○子が、
「変態仮面〜」
と大笑いしてました。
会話の中で、○美ちゃんが、
「明け方かな。録画する人がみっかったの、あの瞬間、感激して、私と御兄ちゃん、抱き合ったもんね」
私が、
「そうそう、○美の知り合いだったな。うれしくて、抱き合ったなー。これって、○美と俺の愛の始まりか?」
「それは、絶対に違う!」
「・・・・」
というわけで、いきなり振られた私ですが、そのうちBOX≠フカラオケCDで、淳子ヒットメドレー≠ェ始まり、御嬢たちはご満悦、○○子の『MISS KISS』は最高でした。
で午後は、本日のメインイベントの『淳子映画祭り』が、我が家で開催されました。
○○子、御嬢達、私の観るプログラムは、『若い人』、『BOX DVD』、『白い少女』の豪華3本立てです。
御嬢達の感想は、
「ノーメイクなのにカワイイー」
とのことで、やはり17才はそういう方面からはいるのですね。
最後の『白い少女』の鑑賞中、母親を白○病で4、5才のころに亡くした○○子が、映画と母親が重なったのか突然泣き出し、私の部屋に駆け込みました。
『白い少女』は、数回観てるはずの○○子ですが、やはり17才の女の子です。
私はどうしていいのかわからず、その場しのぎで、
「○○子は、彼氏とかおるんか?」
と冗談まじりにたずねると、御嬢達の○香ちゃんが、
「兄ちゃんが、いつも問題起こすから、彼氏つくる暇も無いのよねーと○○子が言ってたよ」
と真顔で返答され、私は焼酎を飲む手がとまり、言葉がありませんでした。
子供だと思ってましたが、いつにまにか○○子は、気まぐれヴィーナス≠ゥらマイ・ピュア・レディ≠ノなってました。
翌朝、私が出勤するのを、玄関で待ってた○○子が、
「昨夜はごめんね」
昨夜はおそらく、他界した母親のことを、思い出し、一晩中泣き続けたみたいで、目はバンバンに、ハレてました。
「そんな、お岩さんみたいな顔だから彼氏も出来ないんバイ」
と私が言うと、
「だまれ、変態」
といつもの○○子に戻ってました。
♪特別に愛してよ、17の夏だから〜♪
と私を指差し、おどけるあいつですが、はやくに母親を亡くし、さみしい思いをしてるのは確かで、17才の少女には重たいことかもしれません。
それでも明るく振舞ってるところが、私には頼もしく思えます。
○○子には、他界した母親の分まで元気でいてほしいです。
「ヤマト発進〜ん(お前は、宇宙戦艦か〜)。いざ学校へ」
といつもの掛け声で元気よく、原チャリで飛び出した○○子の17の夏≠ヘ過ぎていきました。
初秋の朝の日差しの逆光線をあびた天使≠ヘ、ほんのすこしだけ、おとなになっていました。
泣いて、笑って、また泣いて≠フ○○子の人生は始まったばかり。
天国の母親も、空の上から、泣いて笑って、はらはらしながら、○○子を見守っているのです。
(つづく)
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