"My Pure Lady" Junko Sakurada
桜田淳子資料館 管理人室
sonoさんの『淳子ヒストリー』
sono.16 番外編Z 〜『若い人』から『気まぐれヴィーナス』へ&メ〜
SONO - 03/10/10 00:19:28
コメントのタイトル: にやり
いきます、『淳子ヒストリー』。
最近、私はよく鏡を見ます。
それは、私があまりに美しいからです(笑)。
実は、今年、一度も、散髪に行ってないので、かなり髪が延びました。
○○子からは、「ライオン丸」と呼ばれていますが、何故散髪しないかと言いますと、私の憧れの淳子さんの主演映画『若い人』の江波恵子の髪型にするためです。
鏡をのぞきながら髪をかき分け(ニヤリ)とする私の姿を父が見て、育て方を間違ったと頭をかかえます(笑)。
先日、会社で、部長から呼ばれました。
最近は、真面目にやってるのにまた、お小言かーとぶつぶつ言いながら、部長のところに行きますと、
「お前さー、ボサボサのその髪型、なんとかならんのか」
と先制攻撃を受け、私もすかさず、
「部長、これはですね、江波恵子の髪型をですね・・・」
と力説しますと、
「お前が(淳子さんの)大ファンなのは、知ってるし、私も同じ圭子(藤さん)のファンだが、とにかく、散髪に行ってこい。会社の机がなくなるぞ」
と返答され、しぶしぶ、その日の夕方、床屋に行きました。
子供のころから、行ってる床屋さんで、昔からの馴染みです。
私は、決断して、
「おじさん、かなり短くカットしてくんない」
チョキチョキと、はさみで、カットされる私の髪が、床に落ちるたびに、鏡に写る、自身の顔を見つめ、「恵子〜」と心の中で叫びましたが、(おや、これはもしかして)と思い、
「おっちゃん、待ってくれ、ちょっと家に帰ってくるけん」
と散髪途中の変な髪型で、家に帰りますと、○○子から、
「やっぱり、変態だー」
と大笑いしてるのを横目に、自分の部屋から、写真を取り、また床屋さんに引き返しました。
「おじさん、この写真の髪型にしてくれ」
と私が差し出したのは、淳子さんの『気まぐれヴィーナス』のショートカット時の雑誌の切り抜きでした。
「えー、俺には無理だ。これは、嫁さんか、娘の仕事だ」(この床屋さん、御夫婦で営業されてまして、理容と美容院がとなり合わせの店続きです)と奥さんと娘さんを呼びました。
「あら、○ちゃん、久しぶり。この前、○○子ちゃんがカットにきてたわよ」
そのカット代は、俺の財布からでたお金バ〜イ。
でさっそく、娘さんにカットをお願いしました。
そして、ついに、淳子さんのショートカットSONO型≠ェ完成しました。
それから、家に帰ると、○○子が、私の髪型を見て、(にやり)。
私も鏡を見ながら(にやり)。
そんな私の姿を、父が見て、また頭を抱えました。
翌日、会社で、同僚達から、
「おっ、失恋でもしたか」
とからかわれ、
「これからは、俺のことを、淳ぺーと呼んでくれ」
と私は答えました。ジャンジャン。
(つづく)
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