"My Pure Lady" Junko Sakurada
桜田淳子資料館

管理人室

sonoさんの『新・淳子ヒストリー』


  sono.23  新シリーズ@
〜未知との遭遇&メ〜

SONO - 04/01/04 01:50:52
コメントのタイトル: 『未知との遭遇』

コメント:

管理人様、皆様、
 明けましておめでとうございます。 
 本年もよろしくお願いいたします。 
 
 本年の初笑いです。いきます。 
 『新・淳子ヒストリー 未知との遭遇』 
 
 正月に相棒Tが、年始の挨拶に来てくれました。Tの隣には、女性が同伴でした。 
 二人を居間に招き入れると、Tと女性は私の両親、○○子と挨拶をかわし、しばらく、酒を飲み終始なごやかなのですが、私の両親が、なぜか、そわそわし、何事かひそひそ話をしてる様子で、意を決っした、母親が、私に言いました。
 「あんた、よく考えたことなんね。一生の問題よ」と鼻息あらく、聞くので、私は、母の言ってる意味がわからず、 
 「はあ〜、何が?。一生の問題?」と答えますと、 
 「あんた、この人と結婚するんやろ」と友人Tの隣の女性を見ながら、興奮気味に問うので、約5秒後、私、T、女性は事の次第を理解し、大笑いしました。 
 相棒Tと女性から(年始の挨拶に行くから)と電話を受け、私は両親に(これから、Tと女の人が来る。紹介したい女性がいるから)と告げたのが、両親の勘違いの始まりだったのです。 
 両親は、その女性を、私の結婚相手と勘違いし、さらに、相棒Tを後見人に立てて、挨拶に来たと思ったワケです。 
 私は、笑いをこらえながら、 
 「かあちゃん、この女の人は、A雄ばい。最近、こっち(地元)に引き上げてきたんよ」 
 それでも、両親はA雄の(男時代)しか知らず、オカマさんに華麗なる変身を遂げた、A雄を信じられない様子でしたが、事情を説明するとなんとか、分かってもらえましたが、両親、○○子にしてみれば、ド派手な化粧のA雄は、地球外生物で、まさに『未知との遭遇』だったのです。(笑)。 
 A雄の様子に父親は「お、お〜」と奇声を発し、母親は、秀才A雄の変身に、しばらく、口が開いたままで、○○子においては、「さわって、いいですか」とわけのわからないことを言う始末で、もう腹を抱えて笑いました。 
 この、両親の素晴らしい勘違いが、さらに場を盛り上げ、宴はさらに続きました。  

 しばらくして、今度は私の部屋に移動して、T、A雄、私は騒ぎました。 
 まだまだ、A雄に興味深々の○○子も加わり、アルバムのモノクロの写真を見ながら昔話に花を咲かせていると、「あれ、これは」とA雄が写真を指差し、たずねました。 
 「これは、かあちゃん(私の母)が、俺をおんぶして、かあちゃんと手をつないでいる女の子は姉ちゃん(○○子の母親)バイ」と答えると 
 「この写真、見たことがある。私のおかあさんよ〜」○○子が、なつかしみ、TとA雄は感慨深げでした。さらに、アルバムをめくると、姉ちゃんの高校時代の写真をみつけて、 
 「○○子ちゃんに、そっくり、だよな〜。俺の憧れの人だったもんな〜」とTが顔を赤くしていると、A雄が、「(他界したのは)残念だったわね〜」と○○子を、なぐさめて、くれました。 
 その、様子から(ヤバイ、○○子が泣き出す)と心配していますと、 
 「私、おかあさんみたいに、結婚して、子供に淳子ちゃんの歌を歌ってあげるのが、夢なんよ」と以外にも明るい笑顔で、切り出したので、T、A雄、私はなるほどと頷き、それに続きA雄が、 
 「私は、とりあえず、親と和解したい。(かってに、大学を中退し、オカマさんになったA雄と御両親は絶縁状態で・・)そして、いつかは親と一緒に住むのが夢なのよ」。 
 「俺(T)は、平凡でも幸せに暮らすのが夢かな」 
 「俺(私)は、淳子ちゃんにそっくりの彼女をつくるのが夢バイ」とそれぞれの性格がむき出しの(笑)の(小さな夢)を語り合いました。 
 
 夕方、TとA雄が帰っていく姿を両親、○○子、私で見送りながら、それぞれの(小さな初夢)が叶うことを、私は願いました。 
 今回は、どこの家庭にもある正月の、のどかな風景でした。(ない、ない)。 

  小さな夢でも 
   手にとれば、あふれて、こぼれてしまう 
   夢とは、そんなものなのです =@          

(つづく)





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