| ようこそ!
桜姫様の忍者屋敷へ
その気がないことはよくわかり申した。
まさか間違ってここに来てしまったわけではござるまいな。
どちらにしても、ここからそのまま出すわけにはいかないことを心得よ。
と申しても、力づくではお役目が果たせぬということも事実であるからして、もう一度、心を決める機会を与えて進ぜようと思うがいかがかな。
どのようなお宝があるのか知れば気も変わるかも知れぬによって、お宝の目録だけ見せて進ぜよう。
それが気が変われば、先ほどの部屋に戻って、やり直されよ。
折角こうして会ったからには、次に機会を楽しみにしておる。
それまで体をいとわれよ。
御免。
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