04 ■マスコミが制裁を加えてはならない
●罪を犯した人間は、法の手続きに従った刑罰を受けなければなりませんが、マスコミは、ペンを持った警察官でも検察官でも裁判官でないことを自覚し、報道の名の下に、なんら制裁を加えるべきではありません。
●メディアが、事実かどうかハッキリしない段階で、犯行が行われたと決め付けることは、容疑対象者を社会的に抹殺することになります。
●後で、彼が無実であったと判明した場合には、逮捕した警察の責任にするのがマスコミですが、報道したのはマスコミであり、マスコミが報道した結果生じた報道被害については、自らが責任を取るべきです。
●犯罪者を懲らしめることを業務内容にしている企業などある筈がないにも関わらず、実名を出すことで、犯罪者に制裁を加えている新聞社、雑誌社、放送局は、法律に違反したメディアのリンチをしていると認識すべきです。
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