"My Pure Lady" Junko Sakurada
桜田淳子資料館

管理人室

 

管理人の迷酊放談

〜よい酔い余韻の良い好い宵〜

『新版・犯罪報道の犯罪』を読んで

 

06 ■考え直せ「実名報道主義」

●そうした被害を防ぐためにも、被疑者・被害者の姓名を報道することが報道の大原則であるとする「実名報道主義」を考え直す時期が来ているようです。

●少なくとも外国の一般メディアでは、事件・事故の被害者の姓名は、当事者もしくは直近の家族がコントロールできるというのが常識のようです。

●スウェーデンにおいては、最高裁で有罪判決が出て、事実関係がハッキリするまでは、加害者、被害者の氏名を書かない「匿名報道主義」(一部例外規定あり)をとっているとのことで、そうなった時に心配されていた売り上げの落ち込みはなかったそうです。

●手錠をかけられた連行写真を撮るカメラマンが群がるような光景や、逮捕された容疑者の乗せた自動車をヘリコプターで追わなくても、スウェーデンでは、誰も不思議に思わないし、読者の低俗な瞬間的な好奇心に乗っていては品位ある紙面を作れないというコンセンサスが出来ているとのことです。

 

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