"My Pure Lady" Junko Sakurada
桜田淳子資料館

管理人室

管理人の日本語(読み方)講座


4.言葉の定義≠ノついて

 私が、以前、「このHPを、道楽≠ナやっている」と書いたところ、そんないい加減な気持ちでやっているのかと腹を立てられた方がおられました。

 少し、誤解があるようですので、誤解の元となる、言葉の定義について、ここではお話したいと思います。

 仕事は、生活のためであり、ある意味、いやいややっていたり、上司の悪口や仕事先の悪口を言えたり、言い訳が出来たりするかもしれませんが、道楽≠ヘ、自分が好きでやっていることですから、そのことで苦労したとしても、誰に文句の持っていきようがありませんし、言い訳が出来ない分、とても純粋なものだと私は思っています。
 淳子さんも、「歌が好きだから、歌っているので、歌が嫌いになったら、秋田に帰ります」と、事ではなく、道楽≠フように言ってしまったことから、自分を追い込むことになってしまいました。
 仕事だからやるというようなブロフェッショナル≠ナはなく、仕事ではなく、ただ楽しいからやるという高校球児のようなアマチュア$ク神の権化が、淳子さんだったような気がします。

 彼女は、いつでも一生懸命=Aどこをどう切っても私は私は=A一日を一生のごとく生きる=A一生を一日のごとく生きる=A少しは背伸びするけれども、それは姿勢をよくするためで、決して無理はしない=A周囲の人たちと、仲良く、明るく、楽しく歩んでいく=Aそんなことを決意して、生きていたように思います。
 そんな生き方があることを、私は、彼女から学んだように思います。
 私も、現在の仕事を、趣味でやっているようなものですとか、道楽≠ナやっていると言い、一生懸命、仕事を離れて、やっています。

 そんな生き方を表す言葉が、私にとっては、道楽≠ネのです。
 このように、私にとって、道楽≠ニは、自分の退路を断つ、とても潔い決意表明の言葉なのです。

 私の友人のクリスチャンに、「信仰とはいい道楽を見つけましたね」と言い、嫌な顔をされましたが、私にとっては、最高の誉め言葉の一つなのですが、なかなか理解されません。

 これなども、私の言葉の定義と、周囲の人たちとの言葉の定義が違っているから起きる誤解のよきサンプルだと思います。

 もし、自分と意見が違っていたり、相手の意見に腹を立てられたら、このように相手との言葉の定義が違っているのかもしれないということを、まず考えていただきたいと思います。
 そうした事実が確認してからでも、判断されても、遅くはないと思います。

 事実かどうか明らかになる前に、腹を立てたり、抗議などして、引っ込みがつかなくなったことがよくあった、私の経験から出たことですので、皆様にもよくご理解願いたいものです。

 文章をよく読まずに批判したり、理解できないというだけで、批判する方がおられますが、恥をかくだけです。
 理解できないことは、書いた人間の文章能力のせいの場合もありますが、それを読む人間に読解力がない可能性があることも考える必要があります。
 一方的に書いた人間のせいにだけしないように、皆様にはお願いしたいと思います。


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