私なんか、１０億円、いや１億円もあったら、それを事業なんかには使わずにそのまま持っていたいと思う小人物です。

　この先、結果がどうなろうと、彼は日本中でほんのわずかな人間にしか出来ないことをした人間であることは確かであり、素直に感心したとしても、罰は当たらないと思います。

　今のところ、彼のことをたいしたものだと言って誉めた芸能人は、私の知る限り、作詞家であり、作家であるなかにし礼さんだけです。

　その他の人たちは、芸能人にしろ、コメンテーターにしろ、みんな現在のテレビ局に使われている人たちで、ありきたりのコメントしか言いませんでした。

　これまでお世話になったフジテレビをはじめとするテレビ局の意向を大事にして、コメントすることしか出来ないのですから、本来ならば、「専門外のことはわかりません」、「私はフジテレビさんにお世話になった人間で、中立的なコメントなど出来ません」と言って、「ノーコメント」にするべきです。

　それをもっともらしい顔をして、公平、中立的な態度を装い、堀江氏に対して批判的なコメントをした人たちは、テレビ局からお金をもらって批判したといわれても仕方がないことを肝に銘じるべきです。

　とはいえ、芸能人はテレビ局やマスコミに対して、圧倒的に弱者ですので、皆様も芸能人コメンテーターたちを可哀想にという眼で、温かく見守って戴けたらと思います。

(05.03/05)